「グループホームの料金は月いくらが普通なのか」。パンフレットの金額を見ても、それが高いのか安いのか判断がつかない——そんな声をよく聞きます。この記事では、障害者グループホームの料金相場と、金額を比較するときの見方を解説します。

相場の全体像

障害者グループホームの月額実費(家賃+食費+光熱水費など)は、全国的にはおおむね月6万〜9万円の範囲に収まります。内訳の相場は次のとおりです。

項目 全国的な相場 首都圏(千葉・埼玉など)
家賃 2万〜3.5万円 2.5万〜4.5万円
食費 1.5万〜3万円 2万〜3万円
光熱水費 0.8万〜1.5万円 1万〜1.5万円
合計 5万〜8万円 6.5万〜9万円

首都圏は家賃相場を反映してやや高めですが、東京23区を除けば極端な差はありません。柏市を含む千葉県北西部は、都内より1〜2万円ほど抑えられる水準感です。

「安い」ホームと「高い」ホームの違いはどこにある?

料金差が生まれる主な要因は次の4つです。

  1. 建物のタイプ:新築・戸建て・個室の広さで家賃が変わる
  2. 食事の提供方法:手作り提供か、配食サービスか。回数(朝夕のみ/3食)でも差が出る
  3. 光熱水費の徴収方法:定額制か実費精算か。定額制は冬夏の変動がなく家計管理しやすい
  4. 立地:駅距離・都市部かどうか

注意したいのは、サービス利用料(支援の質に関わる部分)は所得で決まるので、ホームによる差がないということ。つまり料金の差=支援の質の差ではありません。「高いから手厚い」「安いから不安」という単純な関係ではないのです。

相場より大幅に安い場合のチェックポイント

月4万円台など相場を大きく下回る場合は、次を確認しましょう。

  • 食事提供が週何回・何食あるか(食事なしで安く見せているケース)
  • 家賃補助(月1万円)適用後の金額を「料金」として表示していないか
  • 光熱水費や日用品費が別途請求されないか

逆に相場より高い場合は、その分の価値(全室個室・夜間職員常駐・食事の質など)が説明できるかを見学で確かめてください。

比較は「総額」と「補助適用後」の2段階で

複数のホームを比較するときは、①補助適用前の総額、②家賃補助(非課税世帯なら月1万円)適用後の実質負担額、の2つの数字を揃えて並べるのがコツです。パンフレットによってどちらを表示しているかバラバラなので、見学時に「補助前の総額でいくらですか」と聞くのが確実です。


**柏市のグループホーム「ぶしぞうの家」では、料金の内訳をすべて開示した資料をお渡ししています。**他ホームとの比較検討も歓迎です。まずは見学でお確かめください。