ダウン症のある方は加齢に伴う変化が比較的早く現れる傾向があり(早期の老化、アルツハイマー型認知症の合併率の高さが知られています)、40〜50代からの住まい設計には独自の視点が必要です。

ポイントは、若いうちのグループホーム入居が、老後の備えを兼ねること。①環境の変化への適応は若いほどスムーズ、②長く住んだホームなら加齢による変化に職員が早く気づける、③介護度が上がった場合の移行先(日中サービス支援型GH・入所施設・介護保険施設)への橋渡しも、支援チームがいれば計画的に進められます。

親御さんが70代・本人が40代からの住まい探しは選択肢が狭まりがちです。「まだ元気だから」ではなく「元気なうちだから」動く——ダウン症のある方の家族にこそ、早めの見学をおすすめします。